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ようこそ 不思議な魅惑のアンティークの館へ……

本格式の様式美
アンティーク撮影スタジオ 田園調布アンティークス館
Denenchofu Antiques Studio
私は執事——
私は、この館にお仕えする執事でございます。
名前はまだなく、皆は私を「J」とお呼びします。
いにしえの時代に、私めがお仕えしていた主(あるじ)さまの名前の頭文字をとって、
そのように呼んで頂けるのでございます。
かつての主(あるじ)さまを失って、早くも永遠に近いほどの時が過ぎました。
この館で、今も私は主さまをお待ちしております。
ああ、よろしければ、私めに名前を授けて頂けませんでしょうか。
主さまを待って、いやはや長い刻(とき)が過ぎました。
かつて、主さまが愛した古い西洋アンティークや美術品に囲まれて、
私は今も愛する主人を待ち続けておるのです。
しかし、なかなか待ってもこない——なぜでしょう。ここでは不思議と寂しさが癒やされてゆきます。
きっと、いにしえの時を刻んだこの、形あるアンティーク達が、私を癒すのでしょうね。
でも、この数々の愛蔵品なる調度品は、すべて私のお気に入り——
あなた様に、気安く触れさせたくはないのです。
しかしながら、もしかしたら、という思いが募(つの)るにつれ、
いつしか、主さまの生まれ変わりを、私はこの館で探し求めるようになっていったのです。
ああ、愛おしい我が主(あるじ)よ!!
あなた様に再会するためでしたら、私はなんでもいたします……!!
そうして、やがて巡り巡る時の中に、あなた様との、美しい時を再び刻み始めたいのです。
